高齢者にも絵本がおすすめな理由3つ

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「らくいき」管理人のりかです。

 

絵本に関しての続編記事です。

子供に読み聞かせる絵本と

大人に読んでほしい絵本について以前記事にしました。

 

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大人にこそおすすめ!絵本好きがおすすめする3冊!

 

今回は私が仕事で関わることが多い高齢者にも

絵本がおすすめですよという話です。

 

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1、気軽に読みはじめれる

 

私は訪問リハで理学療法士として関わっていますが、

病気やけがなどで体に障害を持った方や高齢者の方が多いです。

 

もともと読書好きだった方や

活字中毒でしたという方もいましたが、

病気やケガなどで字を読み始めるのが億劫になるので

本を読むことから遠ざかるとよく言われます。

 

高齢になると目も悪くなるので

特に読書から離れやすいです。

 

でも絵本は

字が比較的大きく

文章も短く

絵もあるので癒される効果もあります。

 

読書好きだった方で現在趣味などがない方には絵本をおすすめしています。

(絵本は家にあれば家にあるものでいいし、

なければ一緒に買いにいったり、

図書館から借りてきてもいいと思います。)

 

おすすめして言われることは

「絵本って意外と奥が深いね。」

です。

 

絵本から入り、小説などの本を読み始める方も出てきています。

 

お孫さんがいる方ならお孫さんに読み聞かせるなどもいいですね。

発声練習になるだけでなく

『役割』の獲得にもつながります!

 

2、集中力が切れにくく達成感を得られやすい

 

文章が短く、絵もあるので

集中力が切れずに最後まで読み切れます。

 

最後まで短時間で読めるので

「読めた!!」という

達成感も得られやすいです。

 

小さな達成感ではあるかもしれませんが、

それまで病気やケガなどで挫折を味わい続けた方が

達成感を得るという経験は大きいようです。

 

3、自己肯定感をあげるきっかけになるかもしれない

 

達成感ともつながりますが、

小さくても達成感やできたことを積み重ねることで

自己肯定感をあげることにつながるのではと思っています。

 

自己肯定感とは

自己肯定感とは、自分のあり方を積極的に評価できる感情、

自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉です。
(出典 実用日本語表現辞典)

 

訪問リハで関わっていると

「○○ができなくなった。」

「私はダメね。」

など自分で自分を否定する言葉をよく聞きます。

 

でも絵本が読めるようになったというだけでも

「今まで字を読むのが億劫だったのに

今日は絵本を一冊読めた!」

など実際にポジティブな発言が聞かれるようになっています。

 

まとめ

 

高齢者の方でも絵本がおすすめな理由を書きました。

 

気軽に読み始められ

少しの集中力で達成感を得られ

もしかすると自己肯定感をあげてくれるかもしれない絵本。

 

絵本好き理学療法士としては可能性を感じます(^^)

 

高齢者だけでなく、

高齢者にかかわる方(家族、医療・福祉関係者など)も

今の閉塞した流れや空気を変えたいという方には

絵本を読むというのも選択肢の一つにあってもよいのではと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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