「らくいき」管理人のりかです。
先日、子供の読み聞かせにおすすめの本を紹介しました。
関連記事
今回は大人が読んでも
ほっこりする
感動する
考えさせられる
そんな絵本を3冊紹介します。
1、風来坊の子守歌
価格:1,512円
(2018/11/13 20:48時点)
感想(1件)
出版社からの内容紹介より
戦火の中、 両親とはぐれた赤ん坊をたすけだした風来坊。
その子を「風(ふう)」と名付け、親さがしの旅をつづける。
ふたりはまるで親子のように心をかよわせるが、突然別れがやってきた…。
1991年に 『風来坊の子守唄がきこえる』(教育画劇)として出版された作品。
今回、 絵をすべてあらたに描き、テキストも加筆修正しました。
人情厚い風来坊の物語。川端誠、渾身の感動作です。
風や風来坊の気持ちを思うとラストは切なくて涙が出ます。
7年前に息子の保育園でこの本の存在を知りました。
その時は『風来坊の子守唄がきこえる』という題名で絶版だったので
手元に置いときたいのになと非常に悔しい思いをしました。
『風来坊の子守歌』という題名に変わり復活!!
ストーリーだけでなく、絵も凝っています。
だまされたと思って一度読んでみてください!!
2、おこだでませんように
![]() | 価格:1,620円 |

出版社からの内容紹介より
怒られてばかりいる子の心の中を描いた絵本
「ぼくは、いつでもおこられる。家でも学校でも…。
休み時間に、友だちがなかまはずれにするからなぐったら、先生にしかられた」
いつも誤解されて損ばかりしている少年が、七夕さまの短冊に書いた願いごとは…?
ご存知の方も多い名作ですね。
『おこだでませんように』は主人公の男の子が短冊に書いた願いごとです。
『おこられませんように』と書こうとしたのです。
主人公の男の子、先生、お母さん、登場人物それぞれの思いが手に取るようにわかり
切なくなるとともにラストは良かったとホッとします。
子供に怒ってしまったときこの本を思い出して
私は少し思い直すようになりました。
3、月がのぼるまでに
![]() | 価格:190円 |

出版社からの内容紹介より
時は太平洋戦争が終わるころの信州。
捕虜になったアメリカ兵と、純朴な少年の間に生まれた心あたたまる友情を描く絵本です。
武田鉄矢さん作の絵本です。
実話をもとに書かれたそうで繊細な文章で
情景が目に浮かんでくるようで引き込まれます。
ラストは戦時中にこんなことがあったんだと心温まります。
私は小学6年生の時に劇の題材が思いつかないという担任に
この絵本をすすめたところ、
この絵本がその年の文化学習発表会の劇となりました。
個人的にも思い入れのある絵本です。
まとめ
以上、私が大人におすすめする絵本3冊でした。
私は子供に読み聞かせをするだけでなく、
自分自身が読むために絵本を選ぶこともあります。
「なぁんだ、絵本でしょ。」とあなどるなかれ!!
結構奥が深いですよ。
ストーリーだけでなく、
短い文章の中に込めた繊細な文章表現、
イラストをよく見ると気付く微妙な色の濃淡の違い、などなど…。
子供に読み聞かせるときに注意して見てみてください。
大人でも絵本は味わえることに気付くと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント